前回の続き
バックカントリーに入り、3時間ほど歩くものの、キャンプ地を見つけることができなかった私達。
パークロードという1本の道路が非常にやっかいで、すんごく遠いし、小さいけど、わずかに見えるのですよ。東側が見えなくなった!と思ったら、西側から見えるようになったりして、全然隠れられない。
でも、見えたらダメって分かる気がする。
バスのツアーとかに参加してる人って、野生動物探すために、必死で超望遠の双眼鏡で動物探ししてる訳ですよ。 そんな中、頑張って探して、「何かいる〜!」って興奮したら、人間のテントだったりしたら興冷めですよね。
だから、ルールは絶対です。
何としてでも、隠れないとダメなんです。
でも、このルールと等高線の緩いユニットのお陰で、怖いからあんまし奥まで行かない方がいいよね・・と弱腰だった2人は更に奥に進むしかなくなる訳です。 そうこうしながら進むものの変らない状況が続きます。
こうなったら、もっと奥に進んで、手前の山の裏側に出よう!
と腹をくくり、サベージリバー沿いに進んで、等高線の詰まってる場所を目指しました。
ここに行くまでが結構ツラかった。。 かなり藪漕ぎの連続で、もちろんトレイルもなく、非常に歩きづらい。 言うに飽きるほど「ハイベアー」を言い続け、挙句の果てには、昔話の桃太郎を語りながら歩いたり、ブルーハーツを熱唱したり、声が枯れちゃいましたよ。><
(っていうか、普通に2人で会話すればいいんだけど、会話ないもんで。^^;)
ようやく、サベージリバー沿いにも出ると、やっとパークロードが見えなくなったけど、今度は見晴らしが悪くて、テントを張れそうな場所も見つかりません。
事前に動物が発見できるような見晴らしの良い場所なんて、どこ〜!?
って思いながら歩いてると、サベージリバー沿いに見晴らしはそこそこですが、平坦な広い場所を発見。
「ここは?」
って、2人でチェックすると、熊の糞や足跡だらけ。しかも、熊がやったのかは不明ですが、地面を掘リ返した所が盛りだくさん。
何か、怖い。。(泣)
この時点で既に6時半を回ってましたが、暗くなるのは、10時位なので、まだ歩ける!
っていうか、既に歩き続けて、6時間ほど。 こんなに、歩くつもりなかったのに〜。><
荷物もいつもより重くて、体も疲れ気味。 早くテントでゆっくりしたいなぁ〜。
と思うのもつかの間、 追い討ちをかけるように、雨が本降りに。(泣)
それまでは、変な雲はずっとあったけど、小雨がたまに降ったり止んだりの状況でした。
こりゃあかん!とレインウェア、レインカバーを装着して、雨のデナリを進みます。地図やGPSで確認した手前の山の裏側は、等高線も緩く平地になってそうな様子なので、そこまでは頑張ろう!と歩きますが、いつまでたっても樹林帯を抜けることが出来ません。
遠くから見て、あの場所良さそう!と近づいても、樹林帯低い木が生えていて、テントを
全然出掛けられない日が続いておりましたが、やっと2人の休みが合った先週末。久しぶりにカヤック持ち出して、湖北で上陸できる浜でも探しに行きたいな〜!なんて思ってましたが、今度は私の体調が微妙。。カヤックか、まったりキャンプか!と悩みましたが、結局、微熱も下がらないので、まったりキャンプに行って来ました。
何もしないキャンプってほんと、久しぶり。 しかも、オートキャンプ。 とっても、快適な匂いがプンプンしますね。(笑) で、行ってきたのは、滋賀県北部にある角川リバーランズ。管理釣り場も併設されていて、キャンプ&釣りにも最適の場所。
昔から行きたいなぁと思いを募らせてたキャンプ場だったので、ちょっと期待しすぎてた感もあり。^^; 全体的にもっと広いのかと思ってたら、場内は予想よりもこじんまり、特に中央のフリーサイトは、もっと広そうに感じてましたが、パビリオンを張ったら申し訳ない感じでした。
っていうか、もっと人が少ないと予想してたので、ドーンと真ん中にパビリオン張ってしまって。。後から来た方には、申し訳なかったです。>< 管理池も、予想以上に小さくて、釣りしようかなぁって言ってたホーリーも「ええわ」って言う始末。
そんなこと言いながら、芝生のフリーサイトは気持ち良いし、少し色付き始めた山に囲まれたひと時は最高! 良いキャンプ場だと思うのだけど、ちょっと勝手にイメージ膨らましすぎてましたね。^^;
情報ってありがたい部分もたくさんあるけど、勝手にイメージつけちゃってダメだな。。 あまり、先入観持ちすぎないようにしなきゃね〜。反省です。 次は、是非冬キャンで来てみたいと思います。^^
よく訪れる滋賀県ですが、いつもカヤックキャンプや、登山をメインで来ることが多いので、寄り道という概念があまり無かったのですが、今回は、行き&帰りに寄り道遊びしてみました。
寄り道のメインルートは国道367号線。鯖街道と呼ばれる道です。
福井県若狭湾沿岸で取れた魚介類を京都まで運ぶために使われていた道の一部で、魚介類の中で、鯖が一番多かったために、そのように名づけられたようです。今でも、鯖寿司を生業とした店がたくさんあって、ちょっとした名物にもなってます。
普段は通るだけでしたが、今回はレストランに入ってみたり、鯖寿司をお土産に買ってみたり、県道に抜けて紅葉を楽しみながらドライブしたりと、良い時間を過ごせました。
予想以上に天候も良く、日中は暑い程だったので、カヤックしたかったなぁ・・という名残惜しい気持ちもありましたが、体調も悪かったし、こうやって、のんびりキャンプで過ごす週末も良いもんでした。
おわり
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